▼マイナンバー制度について▲
マイナンバー制度(個人番号)が、10月から始まりました。皆様にとって、初めての制度のため、良く解らない方も多くいます。簡単に言いますと、皆様一人一人に12ケタの番号が付きます。
その番号をマイナンバーと呼び、税務署や区役所での事務手続きや処理を効率化して、今まで以上に公平で公正な社会にするために、実施されるものです。
台東区では、10月末から11月初めに12ケタの番号が書いてある通知カードが、簡易書留で郵送されます。この制度は来年の1月から利用できますが、特に急ぐ必要も有りませんので、皆様が理解されてから利用すれば良いと思います。なお既に、不審な電話や詐欺まがいの事が発生していますので、ご注意をして下さい。区役所からは、マイナンバーに関する事で皆様に電話や訪問は有りません。不審な電話などが有りましたら、すぐに警察110番に通報をして下さい。
▼区政の動きについて▲
9月9日から始まった区議会も、終盤に入りました。最近の区政の中では、特に大きな動きは有りませんが、区内の様子に感じるものが有ります。1つは、区内の景気があまり良くなっていない。浅草や上野には多くの外国観光客が来ていますが、一部の店舗や業種しか賑わっていないようです。観光客がどの程度の購買をされているのか、今後マーケティング調査が必要です。また、区内の景気活性化の対策を進めていきたいと思います。
2つ目は、マンション建設が相変わらず活発です。現在、区内の全世帯の約70%がマンション世帯です。台東区は利便性も高く、人口が増えることは良いことですが、例えば防災訓練などに参加されない居住者も多いようです。一方、水害の発生時には、高さのあるマンションへの避難が有効です。そのため、マンションでの防災対策の指導や強化を区役所に求めています。また、マンションが繁華街のど真ん中に建設される例も見受けられます。従来は店舗だった場所が住居に替わると、街の賑わいが少なくなってしまいます。ワンルームの問題も含めて、今後の区政においては、マンションに関する総合的な対応が必要だと思います。