純親会ニュース No.129

▼東京都知事に対しての要望活動▲

昨日の10月29日に、東京五輪マラソン・競歩会場の東京開催に向けての要望を小池都知事に提出してきました。都知事は大変忙しい中、面談時間を作っていただき、私たちの要望書を快く受け取って頂きました。

 皆様もご案内の通り、10月16日にIOCは、マラソン・競歩の会場を東京から札幌へと変更する計画を示しました。これは突然の話であり、私も大きな戸惑いを感じました。

東京大会でのマラソンや競歩については、安全で円滑な競技開催に向けて、観戦チケットも既に販売され、マラソンコース沿道の自治体や商店街では競技を盛り上げるための取組や都内の子供たちの大会招待なども着々と準備が進んでいます。

また、マラソンや競歩は観戦チケットが無くても沿道での観戦やボランティアでの参加など、幅広く都民が関わる事が出来る貴重な機会であります。

 台東区においては、マラソン競技が唯一、東京五輪の競技会場に関連するため、区民の皆さんへの機運向上を図ると共に、区道がマラソンコースになる並木通りの舗装工事や雷門前のおもてなしの庭の設置など、すでに準備を進めてきました。それに掛かった税金は、約7000万円にも達しております。江戸通りは国道のため、税金負担は国土交通省になります。

このように、台東区の税金も投入した現在において、あまりにも唐突な開催地変更案の発表に対して、ただ静観するだけではなく、都知事が出席する調整委員会において、しっかり説明や議論をして頂きたいと強く要望行動をいたしました。

もちろん、アスリートファーストの観点は非常に大切です。今日から開催されるIOC調整委員会において、これまでの東京都での開催に向けた状況を踏まえて、十分な意見交換をして頂きたいと思います。そして私たち一般庶民でも納得が得られる説明を期待しています。

最終決定は、11月1日に発表されるようですが、是非、皆さんと共に、朗報を待ちたいと思っています。計画変更案について皆様からのご意見が有りましたら、お聞かせ頂ければ幸いです。

 

今回の内容でも何でも結構です。何かお気付きの事が有りましたら、ご意見を頂ければ幸いです。

区議会議員  河野 純之佐

メール jkohno@grace.ocn.ne.jp

TEL 3861-2887 FAX 3864-4480