純親会ニュース No.118

▼衆議院選挙の区割りについて▲

衆議院小選挙区の選挙区の変更案が勧告されました。今回の区割りの見直しについて、平成32年の見込み人口を基に試算すると、全国で最も人口が多い選挙区は「東京22区」で、これを最も人口が少ない「鳥取1区」と比較すると1票の格差は1,9倍となり、見直し前の最大2,17倍から改善がされます。

今まで台東区の選挙区は「東京2区」で、台東区、文京区、中央区の3区の地域が選挙範囲でした。しかし、今回の見直し案では、台東区の北部地域の一部が「東京14区」に属し、その他の地域が、「東京2区」になってしまう、台東区内を分断する案が示されて、予想外の選挙区割りです。次期衆院選においては、新しい区割りで実施されますので、立候補予定者にとっては、新たな票の掘り起こしなどを迫られる事になりそうです。同じ台東区に住みながら、選ぶ候補者が地域によって違う人になりますので、皆さんも新たな気持ちで選挙に臨むことになります。

 

▼平成29年度がスタート▲

4月から新年度がスタートしました。新年度の予算の一般会計は、前年を20億円増額した、988億円です。そして一般会計と介護保険会計などの特別会計を合わせた総額は、1477億円になり

前年を38億円増額した結果になりました。

台東区の財政状況は、人口の増加に伴って特別区税が昨年より増加を見込んでおりますが、特別交付金は企業収益の減少などの要因により減収を見込んでいるため、安定な財政とは言えないと思います。一方、歳出面としては、待機児童対策を始め、子育て支援や高齢者や障害者へのサービス、区有施設の維持保全への対応などの費用が増加しています。

平成29年度の特徴的な事業としては、観光バス駐車対策。また、私が提案していた、公園内に防犯カメラ設置も事業化され、より一層の区民の安全安心を確保が図られます。

子育て支援対策では、待機児童数の解消のため、新規の保育所を開設して、約700人分の定員確保を目指しています。そして保育士の確保も大きな課題になっています。高齢者対策では、近年の認知症高齢者が増えているため、認知症の見守りや発見や支援を強化する為に認知症総合支援体制を重点事業として行っていきます。

新年度も、区民サービスの向上を図り、より良い台東区にために頑張ります。

 

今回の内容でも何でも結構です。何かお気付きの事が有りましたら、ご意見を頂ければ幸いです。

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